2015年2月23日月曜日

2015-02-22 (ベネチア紀行)

メモ帳に書いたベネチア旅行記をベタ貼りするメソッドでお送りします。


日曜: ベネチア到着。水上バス乗り場がさっぱりわからなかったけどなんとか探し当てる。徐々に近づいてくる高揚感と眠気が交差。ついたときまだチェックイン時間じゃなかったので、バーでパニーニ(滞在期間唯一のパニーニ体験だった。)たべたあと、“とりあえず”サンマルコ広場に“挨拶”。その後眠気が更に増してくるもチェックイン時間はまだだったのでアカデミア美術館に入り美術品に囲まれつつ心地良い睡眠を暫し。時間になったので部屋に入って3時間ほど寝たあとすでに夜だたので近所のピザを食べて本眠。

月曜: 朝からヤコさんチームと合流して、サンマルコ広場付近のメインキャラたちを征服。寺院金ピカすぎ。パーフェクト囚人体験講座とかもした。灯里ちゃんお気に入りスポットはお気に入りになりそうでした。そのあとフロリアンで無料Wi-Fi確保。フロリアンでカフェラテ飲む行為は次回に持ち越し。(思えば旅行中カフェラテは一回も飲まず、もっぱらカプチーノばかり飲んでしまった。)その後はリアルト橋付近も征服。ここあたり実は人混み多くて好きくない。その後一旦戻って最高のトラットリアを頂く(1回目)。思えばこの日の昼ご飯が一番まともなレストランで後はトラットリアだった気がする。

火曜: この日は周辺島を征服。おったか〜らほいな感覚でムラーノ島ではガラス細工を買い漁る。一旦買い始めるとタガがはずれることを学習。ブラーノ島は思ってた以上にカラフルで陽気だった。どちらも良い島だ。。。そう言えば朝は鐘楼に登りました。絶景で涙ぐんだ。鐘楼の後、姫屋のラウンジでカプチーノ(1回目。)その後3期の抜き打ちテストの回の教会に行く。自分が言い出したことだったことも加味して初めての訪問でどうなるかと思いきや、個人的にはここがピークだった。ほとんど観光客も居なく、静寂で、半分廃墟と化してる中庭はまさにアンビエントだった。次のベネチアの時も是非行きたい。夕方にはベネチアに戻ってヤコさんチームのホテルでまったり地元のテレビ番組を拝借。途中変な国際情勢のコラ映像みたいな番組やっててかなり良かった。(どの映像も一昔前な感じでカラオケの良くわからないPV映像を想起させたり、少年がナイフとかで政治家の写真を八つ裂きにしていたり、かと思えば二人がひっきりなしに激しく口論していたり)ところで僕は今、イスタンブール行きのフライトをもう4時間も待っている。中東系の女性は美人さんはほんとに美人だ。なかなか好みなのかもしれない。マッサージチェアが変な音していてそれに座ってる女性が笑い合ってて小さい百合を見つける。火曜の夜は軽く近場でカルボナーラと赤ワイン(と言うよりぶどう酒)を頂き就寝。

水曜: 午前中まで自由行動。知り合いに教えてもらったカフェに行くも改装中だた。アメリカの知人に教えてもらった場所は結局1つも行けなかったのが申し訳ない。きままに歩くスタイルは好きだけど時間が制限されてると少し緊張して、まる一日余裕を持って今度は望みたい。11時に合流して、ゴンドラに乗る。海に面したコースだったのでまさにARIA体験だった。姫屋も通ったし、ゴンドラに乗る選択は大正解だった。その後は墓地へ。ちなみにイスタンブール行きのフライトはまだ来ない。お腹も空いてきたのでペローニとまさかの二度目のパニーニ。”パ”にぃに、空港のカフェなのに美味しいのはずるい。そしてとうとうデビットカードが拒否される。墓地は、墓地だった。ペローニはレモンスカッシュに申し訳程度に酒が入ってる感じだ。こちらの酒は基本水みたいに薄く、残らない。(もちろん強い酒もあるでしょう。)墓地の後はまた別行動。ワタクシは島の端にある公園から歩いて再度姫屋。姫屋、Wi-Fiがあれば何時間でもいたい。宿泊客じゃなくてもあの贅沢なラウンジを使えるのはほんと至福である。一休みを終えたらグッゲンハイム美術館に行った。二十世紀初めあたりのアートはカメラとビデオの登場で絵画情勢が荒波に晒されてて、その中色んな個性的なキャラが出てきてとても好きだなと思った。それ以降から現代にかけてはもはや色々と二番煎じぽくてまだまだ僕にはわからない。美術館でまた疲れが出てしばし仮眠。美術館はほんと良く寝れる。美術館を出たあとようやく宿泊先の家主さんと会話。良い人だ。アメリカの飯が不味いのと日本食は旨いと言う話をして余は満足。彼らを頼りにいずれワンチャンを狙いたい。夜はトラットリア(2回目)。ここもホントに美味しく、愉快で、安くて、週に2、3回は通いたい。あるいは嫌なことがあったり、良いことがあったり、つまり特別な時にふらーっと立ち寄りたい。そういう”拠点”が欲しい。ニューヨークはどこも高い。その後クラシックを聴いたあと、アカデミア橋でサルーテ教会を眺めながらARIA関連曲を聴いて1人極まってしまい、夜のサルーテ教会に行かないといけない気分になる。行きは高鳴る鼓動で夢中だったけど帰りは背後が恐くて感動してる暇がなかった。だけど良い体験でした。(ありがとうスネさん)夜はなかなか寝れなかったので思わず致しました。

木曜: ベネチアを経つ日。最後にアカデミア橋からまた教会を眺めて、ヤコさんの居るフロリアンへ。中に居るのを確認し、言葉交わさずまた会うことを誓う。その後空港に向かう水上バス駅へ。かなり早めに着いてしまうが近場にカフェがなかったので時間を持て余してしまう。(今日はそればっかりだ。)バスに乗って徐々にベネチア本島から離れて行き、エモーショナルな気分になってくる。一緒に乗っていた小学生3年生くらいのフランス女の子がなかなかチャーミングでありました。水上バスでARIA関連曲を聞いて余韻に浸る。(泣きそうになる。)これからはJUST FOR YOUを聴くたびに水上バスからベネチア本島を離れていく情景が浮かんでくるだろう。空港に着き、イスタンブールは雪で遅れていることを知る。つまり今こうして日記を書くきっかけになった原因を知る。最初は1時間遅れだと言われたが電光掲示板には遅延の表示はなく、ついゲートをくぐってしまう。その後は1時間の遅延が2時間に、2時間の遅延が4時間となり、現在に至る。フライトを明日に調整してもらえないかと思ったが、ベネチアに未練がましい感じがするので思いとどまる。空港の無料Wi-Fi30分枠はとっくに使い果たしてしまいました。

メモはここで終わっているので、その後のことはその後書こうと思いました。実際その後はベネチアではなくイスタンブールの話ですしおすし。